とまログ

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ACL

久しぶりに書きます。

 

このブログ自体そんなにニーズは無いのわかってるけど、レッズのこととなったら尚更ニーズ無いのわかってるけど、書かなきゃ冷静に戻れないと思って筆をとりました。(キーボードカタカタ

アジアチャンピオンズリーグというサッカーのクラブチームアジア一位を決める戦いがありまして、日本からは我らが浦和レッズと、強豪川崎フロンターレが準々決勝で激突というお互いのサポ以外全く興味のない民放でも放映されないがしかし、アジア王者を決める試合がありました。

ホーム&アウェイ方式で行われるこの対決は、1レグで川崎3-1浦和という結果を受けて、2レグを迎えました。

 

レッズが勝ち上がるためには、2-0で勝つか3-1からの延長で勝つか、3点差付けて勝つかという条件となり、一方フロンターレは引き分け以上ならOK、負けても1点差、2点以上とっての2点差なら勝ちという楽々条件でした。

しかも昨年から川崎には4連敗という圧倒的に悪い条件下で試合が始まるのですが、贅沢は言わない。1回勝ってくれ。得失点差でACLを譲ってもいい。ただ同じチームに負け続けるのは精神衛生上よくないので、今日だけは勝ってほしかった。そんな気持ちで北ゴール裏に陣取った。でも1点先制したらなにかあるかなと期待はしていた。選手入場から応援が始まって声とジャンプ。試合開始10分で汗だくになった。そして淡い期待も前半に先制されて、今日もボロクソに負けんのかなって身体は熱いのに、体温は冷たいという感じだった。落胆したし周りも罵倒の嵐だった。
でも勝ち試合を見に来たわけでも負け試合を見に来たわけでもない。どんな結果でも今日は応援しに来たんだからと思って声を張り上げた。そしたら興梠が1点返してくれた。とても勇気づけられる1点だった。矢島のスルーパスも良かったし興梠もうまかった。
そして相手チームの選手が1発退場してさらに盛り上がる。
勝ち上がりがちょっとだけ見えてきて行けるかもってみんな思ったんだよね。
そして中村憲剛の交代で、まじかよそれ愚策っぽくね?って、応援しながらそわそわしてた。
そこからレッズは攻勢に出て攻められることもほぼ無くて、攻撃練習を見てるようだった。しかしフロンターレも強い。跳ね返す跳ね返す。後半も20分過ぎたところまで追加点獲れなくてやっぱ無理かなと思ったらズラタンがヘディングでドスン!あと1点でイーブンまで行ける!ボルテージが上がる。
そして数分後柏木からのパスを受けたラファが超速のトラップ反転シュートを決めてもう脳汁最高潮に!!!その2分後森脇からのふわっとしたサイドチェンジに高木がまたふわっとした折り返しが、相手キーパーの頭をふわっと越えてゴールネットにふぁさって、なんだかこのときだけ時間が止まったようなゆくっり流れてるような感覚が忘れられない。最高潮だと思った脳汁は一気にレベル更新。ゴール裏はアリの巣つっついたようなぐちゃぐちゃ。レッズのことだしフロンターレのことだし、最後点決められて終わることも覚悟しながら声出して応援。さすがに一人少ないフロンターレも力尽きた感じで試合終了。
これが見たくて、こゆのが見たくて、勝っても負けても勝てなそうな試合でも見に行くんだよなって思った。むしろ今年最高に盛り上がる試合を見に来れなかった人はかわいそうだわ。さんざん負け試合見せられててな。

「なんでこうACLは毎回劇的なんですかね」
「ほんとにね」

試合終了後に見知らぬ隣のお兄さんとこんな会話をした。


あと2つ。
今年の鬱憤を晴らせる機会が、アジアチャンプになる可能性がまだ残ってる。それだけでワクワクするよ。
レッズサポで良かった。

獲ろうアジアの頂点。